
こんにちは!ファミサポ活用中のワーママ、ユニぞうです。
ファミサポに頼んでみたい、いずれお願いすることがあるかもしれない…でも実際のところ、依頼するのに不安がある。
今この記事を見ている方は、ファミサポ登録や依頼するにあたってそんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
実際私も、「ファミサポって、地域のおじいちゃんおばあちゃんだよね?こんなパワフルな子どもの対応できるのかな…」と不安がかなり大きい状態でした。
そんな私は、今現在1年以上継続してファミサポのお世話になっています。
実際の登録の流れやマッチング、依頼を開始するまでと注意点をまとめましたので、これからファミサポを検討されている方の参考になればうれしいです。
実際の登録~依頼までの流れ、お金の取り扱い
流れは以下のようになります。
地区の指定会場にて登録&説明会に参加
↓
会員証が送付され、正式にファミサポの依頼会員に
↓
ファミサポ本部へ具体的な依頼の電話をする
↓
マッチングしたファミサポ提供会員と連絡先交換
↓
提供会員さんと親子で顔合わせ、事前打ち合わせ
↓
後日依頼業務開始
依頼会員となるための登録会へ
まずはファミサポの依頼会員となるために、登録会場へ足を運びました。
当時10カ月の息子を連れて講習中は抱っこしていようと思ったんですが、なんと託児完備。
ママと離れたことがなかった息子は人見知りもはじまっており最初からグズグズ。
最後はギャン泣きでした。
でもスタッフの方が力強く「大丈夫ですよ!」と送り出して下さり、いざ登録、説明会へ。
ちなみに登録に際して顔写真付きのカードを発行するため、証明写真が必要となります。
私の地区では免許証と同サイズだったので、事前に証明写真機でプリントアウトしてきました。

今は便利な証明写真アプリなどもあるのでそちらを利用しても良さそうですね。
説明会は資料の冊子を用いて1時間ほどの内容でした。
依頼できる内容の確認、支払い金額の計算方法、実際の依頼方法などを教えていただき、後日会員カードを自宅へ郵送ということで終了。
託児所へ迎えに行くと息子は普通に元気に遊んでいました(笑)
実際に依頼したい!マッチング開始
そして登録が済むと、実際のマッチング作業に移ります。
地域のファミサポ本部へ電話連絡し、「塾の送迎をお願いしたい」と伝えると、私の居住エリアに近い提供会員さんがいるかを確認してくれました。
今回は偶然にも自宅から徒歩圏内に提供会員さんがいました!
場合によってはエリアを拡大して探して下さるとのことですが、依頼時の交通費はこちらの負担になります。
そういう意味で提供会員さんはなるべく近くにお住まいの方だと嬉しいですよね。
ファミサポ始までの準備、打合せ、お願いごと
ファミサポ本部から紹介いただいたのは 60歳、自身の育児が落ち着いた優しそうな女性でした。
事前に教えていただいた電話から連絡し、日程を決めて打合せの約束をします。
短時間、役所内の共用スペースにて行いました。子どもも一緒に連れて行き、さっそくお互いに「〇〇ちゃん」と呼び合っていました。
提供会員さんも「この歳になってちゃん付けで呼ばれることないから嬉しい!」と打ち解け場も和やかに。
依頼内容は「16 時に学童へお迎えに行き、10分先の塾まで送り届けてもらう」というものです。
仕事終わりの私が帰宅時に塾へ向かい、子どもを迎えにいくイメージです。
提供会員さんから送迎について具体的な希望を聞かれたので、
「学童から塾までが、子どもにとってリラックスできる時間になって欲しい」
と伝えました。
すると、提供会員さんより
「移動の車の中でおやつを食べてもらっておしゃべりしながらリラックスしてもらうのはどうか?」
と提案していただきました。
塾の前に脳に糖分チャージもできますし、車を汚さないようなおやつを選ぶということで有り難く申し出を受けました。
その後実際にお互いの車で学童から塾までの道のりを走って確認を行い、終了。
緊急時のためお互いの家の場所も確認し、後日使用してもらうジュニアシートと1ヶ月分のおやつが入った缶を渡していよいよ本格的に依頼開始となります。
お金の払い方
ファミサポでのお金のやりとりは基本的に現金手渡しとなります。
今回の事例では提供会員の方が近くにいたので、月末にその月の料金をまとめて封筒にいれお渡ししていました。
その際に提供会員の方が記載してくださった報告書にサインするようになります。
地域によってはコード決済を選択できるようなので、お住まいの自治体のファミサポに確認してみてください。

今後、時代のニーズに合わせて支払い方法の幅が広がるといいですね。
ファミサポ利用で実際に起こったトラブル実例
ドキドキで始めた塾送迎のファミサポ。基本的には問題なかったのですが、突発的に思いもよらないトラブルの電話がかかってくることがありました。
子どもが塾を嫌がって連れて行けない!
提供会員さんが学童まで迎えに行ったはいいけど、塾に行きたくない気分だったらしく車に乗せるのも難渋…。
塾の前まで連れて行っていただいたものの、結局その日は行くことができませんでした。
このタイミングでたまたま私も電話に出られない仕事環境にいたもので、提供会員さんからの連絡にも気付けず…
機転を利かせてもらい、私が迎えにいける時間まで提供会員さんのご自宅でゆっくり過ごさせてもらいました。
事前に、こういったケースはどう対応するか?ということを相談しておくとスムーズかと思います。
我が家は今後、塾への行き渋りがある場合は本人の意志を尊重するとルールを明確化しました。
事前情報として子どもの性格や普段の言動を伝えておくことで、提供会員さんも子どものキャラクターをつかみやすくなります。
伝えた上で「○○パターンの日はどうするか」と話し合っておくのがベターですね。
提供会員さんの都合で送迎キャンセルの月も
継続で依頼していたのですが、提供会員さんが海外旅行へ行く月があり1ヶ月まるまるキャンセルとなってしまったことがありました。
ファミサポ本部がその期間の代理の方を探してくれたのですが、うまくマッチングできず…
その期間は私が時間有給を組み合わせながら塾の送迎を行い、スケジュール管理に難渋しました。
提供会員さんもご自身の都合があるので、こうしたまとまった休暇などは話し合いの中で話題に出すといいかと思います。
提供会員さんの数か月単位の都合が前もって分かっていれば対策も立てやすくなります。
ファミサポ一本で頼りにしていると、思わぬ長期キャンセルが出る可能性もありますので注意が必要です。
報告、連絡の行き違いであわや金銭トラブルに
提供会員さんと学童、我が家で連絡が行き違いになってしまったことがありました。
学童の職員さんが銀行引き落としの件で、その日たまたまお迎えに来ていた提供会員さんに言付けをします。
提供会員さんは、「お金にまつわる大切なことなので、保護者さんにも伝えて下さい」と対応。
しかし学童職員の方が失念したのか行き違ったのか、保護者である私にはしばらくの間伝わらず…
半月後経ったあとに学童職員よりそのことを知らされ、連絡が行き届いていなかったことが発覚しました。
重要事項やお金にまつわることは送迎代理ではなく保護者に直接申し出るよう周囲へ根回し、コミュニケーションが大切だと感じました。

お迎えの時はいつもササッと帰ってしまっていたので、もっと学童スタッフさんとコミュニケーションをとっておくべきでした…
正直不安もありつつ、メリットも沢山!
前述したようなトラブルがあると、「あれ?このまま続けていて本当に大丈夫かな?」と思ってしまう場面もありました。でも数か月続けていると、トラブルは双方や環境が不慣れなせいで起こっていたこともあり、今は何も問題なく利用できています。
あえてファミサポを選んだときのメリットも沢山あります。
他の送迎サービスに比べて料金が安い
実際にファミサポを検討する前に候補に挙がったのが、子ども送迎サービスのタクシーでした。
だけど当たり前のように子どもが乗るからって単価が安くなるわけではなく、計算すると片道1000円ほど。
習い事の回数にプラスして毎度その金額を支払うのが大変なので、候補落ち。
ファミサポは地域にもよりますがおよそ600円とかなりリーズナブルな金額設定になっています。
1時間からOK!短時間でも利用しやすい!
子どもの送迎サービスを探している時に気付いたんですが、1時間単位で依頼できるサービスってほとんどありません。だいたいが何か他のサービスと組み合わせて2時間以上からが相場でした。
その点ファミサポは最小単位1時間からお願いできて依頼しやすい・利用しやすいのがメリットです。
仕事と子どもの習い事が両立できる
子どもに習い事をさせたいけど、平日だと送迎が難しかったりしますよね。
近くにおじいちゃんやおばあちゃんが住んでいればいいけど、我が家のように実家遠方の共働きワーママは場合によっては習い事を諦めざるを得ない場合もあります。
そんな時にファミサポを使いこなせば、送迎の問題がクリアできるため希望の習い事をさせてあげられやすくなりますよね。
仕事をしながら習い事の送迎なんて無理!と思っていても工夫次第で両立可能です。

ファミサポを使えば習い事の選択肢も増えますね!
ファミサポでカバーできない部分は他サービス利用も◎
ファミサポ制度はとても便利ですが、前述の通り実施できないこともあります。
例えば病気の子どもの預かりや家事援助など、「そこがお願いできたら最高なのにな~」と思ってしまうポイントも。
たとえば子どもの送迎と組み合わせて家事援助などを受けたい場合は、家事代行サービスを利用すると便利です。
依頼時間内で家事代行を依頼し、時間の最後に子どもの送迎をお願いするようなイメージです。
ファミサボと家事代行サービースを組み合わせるプランだと
「家事代行サービス」を依頼し、時間の最後に子どもの塾送りをお願いする
↓
塾から自宅までのお迎えをファミサポに依頼
という使い方もできますね。
実際私の周りのワーママでも、家事代行サービスとファミサポを上手に組み合わせている方がいました。
状況や依頼内容に合わせて、ぜひファミサポ制度を利用してみてくださいね。
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