
こんにちは。フルタイムワーママのユニぞうです。
小1の壁…
この言葉はワーママの中ではあまりに有名なフレーズですよね。
実際我が家も長女の小学校入学に際して小1の壁にぶつかり、フルタイム正社員という働き方を変えようかとても悩みました。
今この記事を見ている方も、正社員だけどパートになろうかな?と考えている方や退職を考えている方もいると思います。
今回は、我が家が乗り越えた小1の壁について実際の体験記と対策についてまとめました。
「小1の壁って何?」という具体的な疑問から、「じゃあその問題をどうやって対策したらいいの?」という問いに答えます。

小1の壁とは何か
小1の壁とは、子どもが小学校に入学するタイミングで仕事との両立が困難となることを意味します。
小学校入学に際して、保育園に通わせていたママたちはそこがどんなに手厚い場所だったのか思い知ります。
例えば保育園では最大預かり時間が7:00~19:00だったのに、小学校は学童を駆使しても~18:00頃までしか預かってもらえない。
じゃあその預かってもらえない時間はどうするの?と考えたときに、働き方を見直して正社員からパートへ転換したり、仕事自体を辞めるという選択肢が出てきてしまうわけです。
我が家が小1の壁にぶつかった背景
我が家は正社員共働きの核家族世帯。
実家は双方遠方で、子どもを気軽に預けられる場所もありません。
加えて通勤時間は夫婦ともに片道40分~50分となっており、送迎時間の問題が一番のネックでした。
そして長女は不安がりな性格で、新しい環境に慣れるのに時間がかかりがち…
私がこのまま働いていたら子どもの精神に良くないのでは?という心理的な不安もかなり大きかったです。
実際に小1になったときに困ったこと7選
そんな我が家もいよいよ小1のいる生活がスタートしました。
ここでは実際に小学校に通い始めて壁にぶち当たったこと、困ったことを挙げていきたいと思います!
4月1日から学童スタート。お弁当作りが地味につらい…
3月 31日までは保育園で預かってもらうことができました。
そして4月1日に切り替わると、入学式前から学童での預かりがスタートします。
私の地域では実際に小1の給食が始まったのは4月の2週目あたりから。
それまでは毎日お弁当を持参することになります。
何かと気持ちが慌ただしい新生活、忙しい朝にお弁当作りというタスクがとても負担でした。
給食が始まったときは身体にが生えたかと思うほど大喜びしました(笑)
慣れない重いランドセルを背負い、水筒とお弁当バッグまで持って行く我が子を見送るのも少し切ない気持ちになります。

通勤時間が長くて学童の送迎がギリギリ
先述のとおり、学童の預かりは保育園よりも短め。
通勤時間が長い私達夫婦は、協力してもどうしてもお迎えの時間が閉館ギリギリになってしまいます。
その頃になるともう残っている子は片手で数えるほど。最後の1人になることも珍しくはありません。
幸い今の所子どもは気で過ごしていますが、もし「もっと早くお迎えにきて」なんて言われてしまったら少し切ないですよね。

入学式が終わると送迎当番が回る日々
実際に小学校へ入学しないと知らない小1親の任務がありました。
それは、下校のお迎え当番。
下校班で帰る子だけではなく、学童を利用する子も下校の道を覚えるために一緒に歩いて帰ります。
親は下校時間になると学校まで迎えに行き、家まで帰る練習に付き添います。
時間はなんと午前 11時!
期間は2週間ほどでした。人数や地域にもよるかと思いますが、その間に3回ほど当番が回ってくることになり、仕事を休む調整に苦慮しました…。
近所の働くママは下校後近くに住む祖父母に子どもを預けて午後出勤すると言っていましたが、我が家のように頼るアテがないとその分仕事を休むことになってしまいます。
午前 11時の下校班のために有給を削るのは苦しい所です。
宿題を見る時間がない!
7:30 登校班で出発、18:00 にギリギリ到着で学童のお迎えに行き、帰宅すると18:15。
そこからご飯の支度をして、荷物を片付けたりお風呂に入れたり諸々家事をしていると、子どもの宿題をゆっくり見る時間はほぼ皆無となっています。
朝から社会生活をしている子どもも疲れていると思うので、家でゆっくりさせてあげたい…と思う反面、宿題は全く手つかず…。
そんな状態だと、ワーママのジレンマが焦げ付きそうになります。
習い事の送迎ができない
小学生になると習い事をしている子も増えますよね。
でも核家族フルタイムワーママの場合は、送迎が困難で子どもに習い事をさせてあげられない可能性があります。
実際に我が家も4月5月はバタバタでとてもじゃないけど習い事まで頭がまわらないかったのですが、少し慣れたタイミングで「習い事送迎」のファミサポ依頼をしました。
お迎えまでの時間が有益に過ごせるのでおすすめです。

子どもの精神的なサポートが心配
親もドキドキだけど、それ以上に新しく小学校に通う子どもたち本人が一番ドキドキしています。
特に学童を利用する子は、新しく小学校という社会に飛び込むのと並行して学童での生活も始まるわけです。
そのメンタルケアを充分にしてあげられるのかということが不安でした。
特に長女は新しい場所に慣れにくい性格だったので、一緒に学童施設の見学を行うなど、事前準備はしっかり行いました。
長期休みに学童へ預けっぱなしになる
共働きワーママの子は、夏休みをはじめとした長期休暇は基本的に学童で過ごすことになります。
もちろん給食はありませんので、預けるときはお弁当を持たせることになります。正直、夏休みみたいな長い休みにずっと学童に預けておくのはかわいそうだな…
と思っていたんです。
それが心の奥に引っかかってモヤモヤしていました。私が働いているせいで長い休みも家でゆっくりできないんだなって罪悪感も。
でも蓋を開けてみたらかわいそうなことは全くありませんでした。改めてまとめて記事にしますね。
親の体力が持たない問題
朝早く起きて子どもの登校を見送ったら、今度は急いで出勤。
もし下の子がいたらその間の保育園の送迎も挟むかも知れません。
そして帰宅したら目が回るような家事、育児、家事、やることラッシュの多重タスク…ワンオペワーママだったら寝かしつけの後も家事が残ってるなんて事も珍しくないですよね。
もう限界…となったら、料理代行や掃除代行の家事代行をトライアルしてみませんか?
実際に我が家で家事代行サービスし、1日の中で自由な1人時間が生まれた実体験について詳しく書いてあります。
小1の壁にぶつかっても退職しなかったワケ

長女が小学生になる時、私も仕事を辞めて子育てに専念しようかとずっと悩んでいました。
やっぱり家にいて、子どもに「おかえり」と言ってあげられる環境って憧れますよね。
それでも仕事を続けて後悔しているかというと、「今の所は」後悔していません。
小1の壁にぶつかっても仕事を続けるメリットはお金以外にも沢山あったからです。
「今のところ」と言ったのは、今は上手くいっていることも1年後も上手くいくとは限りません。
その都度フレキシブルに対応できるよう、マインドに柔軟さをもって日々頑張っています!
小1の壁問題、ベストアンサーは家庭によって様々。周りと比べず、自分たち家族の正解を見つけてくださいね。
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