【仕事を辞めなくてよかった】ワーママが実感したポイント5選|小1の壁を乗り越えたリアル体験談

子ども関係

こんにちは。ワンオペワーママのユニぞうです

子どもが小学校に上がった春、私は大きな壁にぶつかりました。

朝はランドセルと持ち物の準備に追われ、
夕方は学童お迎え、宿題チェック、夕食作り、寝かしつけ。
やっと静かになった頃には、自分もリビングで力尽きていました。

仕事中も「今日学校から呼び出しがあるかも」とソワソワ。
集中したいのに、心ここにあらず。
「こんなの、どう考えても無理じゃない?」
毎日のように思いました。

実際、何度も転職サイトを開きました。
「やっぱりパートに切り替えようか」
「いっそ専業主婦に戻ろうか」
悩んで、悩んで、毎日のストレスになっていたこともあります。

小1の壁に直面して悩むワーママ
小1の壁に悩み、育児と仕事の両立に不安が…

でもある日、寝顔の子どもを見ながら、ふと思ったんです。

「私は何のためにここまで頑張ってきたんだろう」

そしてもう少しだけ頑張ろうと決めました。

その後、小さな工夫と周囲の支えで、少しずつペースを掴み、
今ではこう思えるようになりました。

「仕事を辞めなくて、本当によかった」 と。

そんな体験談を同じように悩んでる方に伝えたくて記事を書きました。

この記事を読むと「小1の壁をどう乗り越えるか」がわかり、未来の自分に自信が持てます!

ワーママが仕事をやめなくてよかったこと5つ


1. 経済的な安心感を得られた

続けてよかったと最初に感じたのは、やっぱりなんといっても経済的な安心感です。

あのまま辞めていたら、毎月の収入はゼロに。
生活費、教育費、レジャー費……あらゆる支出にビクビクしていたと思います。

経済的不安を感じるワーママ

実際、働き続けたことで──

  • 子どもに習い事を続けさせてあげられた
  • 家族で小旅行にも行けた
  • 毎月少しずつ教育資金を貯められた

こんなメリットがありました。
収入があることは、心の余裕そのものでした。

辞めた場合との収入比較シミュレーション

働き続けることと辞めることでどれだけ収入差がでるでしょうか?
ざっくりですが、こんな感じで差が出ます。

【働き続けた場合】

  • 年収:約350万円
  • ボーナスあり
  • 社会保険・厚生年金加入
  • 昇給・昇格チャンスあり
  • 生涯収入:約2億円前後

【辞めた場合(パート)】

  • 年収:約100万円前後
  • ボーナスなし
  • 国民年金のみ(将来受取額が減る)
  • 生涯収入:約5000〜7000万円

さらに、
将来もらえる年金額にも大きな影響が出ます。

(例)

  • 厚生年金加入なら月10万円以上
  • 国民年金だけだと月6万円前後

わかりやすく表にまとめるとこんな感じです!


なんと生涯収入差は7,500万円以上!
コンパクトなお家なら3軒は建てられる金額です。

だから私は、
「無理しすぎない範囲で、でも続ける選択をして本当に正解だった」
と、心から思っています。

収入差を表したイラスト

2. 自分の「居場所」が持てた

仕事を続けてよかったのは、収入だけじゃありません。
社会とのつながり=自分の居場所を持てたことも大きな収穫です。

職場で笑顔で働くワーママ

育児に追われる毎日でも、
職場では「ひとりの私」として認めてもらえる。

  • 「〇〇さん、頼りにしてるよ」
  • 「〇〇さんがいると助かる」

そんな言葉をかけてもらえるたびに、
「社会の中で、私もちゃんと役に立ってるんだ」と思えました。

もし仕事を辞めていたら、
家にこもりがちになって孤独を感じていたかもしれません…


3. 子どもに頑張る背中を見せられた

ある日、娘がふと言いました。

「ママ、お仕事がんばっててすごいね」

その言葉に、涙が出そうになりました。

忙しい中でも笑顔で送り出して、
家に帰ったらぎゅっと抱きしめる。
そんな毎日を重ねる中で、
子どもはちゃんと見てくれていたんです。

子どもに笑顔で手を振り送り出すママの姿

「頑張る姿を見せる」

これが、子育ての中で一番大事な教育かもしれないなと感じました。


4. キャリアを継続できた

辞めずに踏みとどまったことで、
キャリアの積み重ねを止めずに済んだことも、本当に大きな財産になりました。

最初の頃は、

やめてもまた働けばいいかな…

なんて考えていました。
でも、現実はそんなに甘くありません。

一度辞めると、

  • ブランクができる
  • 希望する条件ではなかなか再就職できない
  • 年齢の壁も重くのしかかる

「続けたかったのに戻れない」という話もよく聞きます。

私も、今続けているからこそ

  • スキルアップ
  • 昇給
  • ポジションアップ

すべて手に入れるチャンスを持ち続けられました。

小1の壁で辞めていたら、
今の自分の姿は絶対になかった。

キャリアを大切にしてあげた過去の自分に、心から感謝しています。


5. 自己肯定感が高まった

仕事と育児を両立するって、本当に本当に大変です。
だけど、その分、自分に対する誇りと自己肯定感がものすごく育ちました

  • 「こんなに大変な毎日を、私、ちゃんと乗り越えてる」
  • 「弱音を吐きながらも、ここまで頑張ってる」

そう思えた瞬間、
ものすごく自分のことが好きになれたんです。

自己肯定感に満ちたワーママ
頑張ってる自分をいつも褒めてあげてくださいね。

働きながら子育てする日々は、
確かに大変。
でも、努力した自分を認められる幸せって、何にも代えがたい宝物です。


働き続けるメリット・デメリットも正直に…

もちろん、いいことばかりじゃありません。

  • 行事に全部出られない罪悪感
  • 「もっと一緒にいてあげたい」という気持ち
  • 家事・育児・仕事の板挟みに疲れることも

たくさんありました。

でも、
そのたびに私は「自分が納得できる選択をしたか」を自分に問いかけてきました。

完璧じゃなくてもいい。
でも、「自分で決めた」と胸を張れることが、何より大事だと思っています。


もし今

「もう続けられないかも」「私には無理かも」
そんなふうに悩んでいるワーママがいたら。

私は、心の底から伝えたいです。

「あなたは、十分すごいよ」

完璧じゃなくたって、
泣きながらでも、
もがきながらでも、
ちゃんと毎日、頑張ってる。

そんな自分を、絶対に責めないでほしい。


そして、
もし「あと少しだけ頑張ろう」と思えたら。

その一歩が、きっと未来の自分を笑顔にしてくれるはずです。

私も、あのとき踏みとどまったから、
今、心から言えます。

「あのとき、辞めなくて本当によかった。」って。


まとめ

小1の壁は、想像以上に大変でした。
泣いた夜も、眠れない朝も、心が折れそうになった日もたくさんありました。

でも、辞めずに、
小さな工夫を続けながら一歩ずつ乗り越えてきたからこそ、
今の私がいます。

経済的な安心感

社会とのつながり

子どもに見せた頑張る背中

積み上げたキャリア

そして、自分を好きになれた自己肯定感

どれも、もしあのとき諦めていたら手に入らなかったものです。

小1の壁は、確かに大きくて厚い壁でした。

でも、その壁の向こうには、
以前よりもっと強くて優しい自分と、
笑顔いっぱいの家族の時間が待っていました。

桜並木の下を手をつないで歩く親子

だから、
あなたも、あなただけのペースでいい。
焦らず、泣きながらでもいいから、一歩一歩進んでいこうね。

応援しています。